面接官は、ココを見ている、コレを知りたい

三者懇談などを通して志望校も決定しいよいよ入試!入試では学科試験・評定・面接の3つで評価をされます。私立でも公立でも看護学校では、面接が行われます。筆記試験だけではわからないあなたの人間性や看護師としての適正を見抜くためです。短い時間の中で受験番号や名前と志望理由などを答えていくのですが、大事なことは面接に向けて日頃から敬語を正しく使い日本語を正しく話すということを意識すると良いと思います。

多少緊張して噛んだとしても質問に対する答えができていれば面接が原因で不合格になることは無いと思います。服装・態度・言葉遣いは、常日頃から意識できることです。毎日の行いが本番につながります。また個人ではなく他校の受験生と一緒に集団グループ面接となるケースもあります。答えのない質問をされたり感想や意見を求められることもあります。「前の人と同じです」はNG。他校の子につられたりしないように「自分の言葉で話す」ことに気をつけましょう。

面接官が知りたいこと

  1. 態度
  2. 表現力
  3. 積極性
  4. 協調性
  5. 意欲・熱意

時間は、個人面接で5分ほど。集団面接で15分程度。受験生が多い看護学校では1分間自己アピール
ということもあるので最短1分で終了することもあります。余談ですが友人は名古屋医師会看護専門学校の面接で「1分間の自己アピール」35秒ぐらいで終わらせてしまったww」と話していましたが無事合格したそうです。笑。最最短35秒面接!

圧迫面接

態度

  1. ノック、面接室の入り方、退室の仕方が正しくできるか?
  2. 動作がキビキビしているか
  3. 高校生らしいきちんとした服装か?
  4. 正しい言葉づかいや話し方か?

 

表現力

  1. 質問に対して自分の考えや筋道を通して答えられるか?
  2. 敬語(尊敬語・丁寧語・謙譲語)を正しく使えるか?
  3. 他の受験生の意見に左右されず自分の意見が言えるか?

積極性

  1. 自分から進んで意見や考えを話せるか
  2. リーダーシップをとれるか?
  3. 明るく前向きな発言か?
  4. 自分の意見だけを押し通していないか?
  5. 自分のことを理解してもらうために努力した話し方ができるか?

協調性

他の受験生の話が聞けるか?他の受験生の意見を聞いた上で自分の考えを話せるか?周りと仲良く出来るか?

意欲・熱意

この学校に入りたい目的が明確か、学校に入学してから先を見通してどのような看護師像を目指しているか?

緊張しすぎて自分を見失わないで!

緊張しすぎると自分らしさが失われます。練習していると落ち着いてできますし練習していないと頭が真っ白になりパニックになります。パニックになると相手の質問にもどう答えたから良いか・・となります。練習で慣れておくことで本番リラックスしてのぞむことができます。私自身とてもはずかしがり屋で不安やドキドキで顔が赤くなり手汗もビチョビチョになるような緊張しやすい性格でした。まず質問に対する答えをノートに書き答える練習を何度もしました。自分の声を録音し客観的に声の大きさ出し方トーンを研究しました。私の場合・・・となる空白の時間が多く尻切れトンボのような話し方・覚えたものをそのまま言ってるようだ!といわれたのでとにかく練習したし下手でも噛んでも自分の熱意だけを伝えるつもりで魂を込めました

下手でも噛んでも短くても大丈夫!

ココに気をつける

  1. 他の受験生が答えている時の態度も判断材料になります。
  2. 質問ごとに答える順番を変えることがあります。1問目の質問に対して受験生1、受験生2、受験生3の順で答えたら2問目の質問は、受験生3、受験生1、受験生2というようにランダムで変えられることもあります。
  3. 想定外の質問をされたときにあわてないようにする。練習してきた質問に対してはスムーズに答えられるのに、練習していないと自分の意見や考えが言えないのは困ります。長々と演説する必要はありません。短くコンパクトでも軸のずれない答え方ができるように練習あるのみです。

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