看護学校受験に漢字検定取得はアピールポイントで有利

自分の将来の夢がはっきりしていて「看護師」の道を志して高校生活を送ってきた人、そうでない人もいるでしょう。普通科は、資格取得というより勉強。工業科や商業科は、ITパスポート(情報処理技術)やプログラミング、簿記などの資格取得などが可能です。高校生が取得しやすい資格といったら英語検定です。看護師と直接関係ないように思えますがグローバル化が進んでいる社会で英語力は欠かせないスキルですし強みになります。私は漢字検定を取得しただけですが中3で3級、高3で準2級に挑戦しました。資格取得にむけて勉強をすることで何故か他の教科まで成績が上がっていく不思議なおまけ的要素もありました。

心頭を滅却すれば火もまた涼し

漢字検定のレベルと出題範囲

レベル 出題問題
1級 大学・一般程度(約6000字)  音訓読み書き、四字熟語、故事、諺、古典
準1級 大学・一般程度(約3000字)  音訓読み書き、四字熟語、故事、諺、古典
2級 高校卒業・大学・一般程度(2136字)※常用漢字がすべて読み書き活用できるレベル  音訓読み書き、部首、四字熟語
準2級 高校在学程度(1940字)  音訓読み書き、部首、四字熟語
3級 中学校卒業程度(1607字)  音訓読み書き、部首、四字熟語
4級 中学校在学程度(1322字)  音訓読み書き、部首、四字熟語

 

専門学校・大学・短大など看護系にかかわらず漢字検定は、3級以上を取得しておきます。準2級と2級がありますがおすすめは、準2級。何故なら準2級と2級のレベルがかなり違うからです。

7級から準2級までは、200点中70%の正しい回答が書ければ合格できます。しかし2級と準1級と1級は、200点中80%以上は、正しく回答できなければ不合格になってしまうのです。基準も違いますし合格率もかなり厳しい状況です。漢検のホームページによると平成27年度(2015年度)の合格者の割合は、1級が10.2%。準1級が10.2%。2級が19.1%。準2級が35.1%。3級が46.3%。4級が50.7%でした。実際看護専門学校を受験するクラスメートは、2級に挑戦し全員不合格でした。私は、準2級を受けたのですが合格できました。級は低いですが確実に取れるところから取得したほうが良いと思いました。

考える
看護医療系では、漢字検定取得者は優遇されやすい。

漢字検定取得は、大学・短期大学・専門学校での推薦入試などで評価されることが多いのは、漢字能力にすぐれているというだけでなく目標に向かって努力できる自分をアピールできるからです。たとえば九州看護福祉大学は、AO、推薦入試において調査書点数化において考慮されます。介護福祉や保健医療、医療福祉、救急救命などの科を持つ大学や短大では、自己アピールのひとつとして、優れた特技として、合否判定の基準として入学後は、授業料減免などの優遇がある学校もあります。

肩書よりも常に自分を向上させる人物というアピールポイントがあり有利

看護学校の受験で肩書が有利になるというより、漢字検定を取得したことで看護学校の実習記録や文章を書く場面に役に立ちますし専門分野を学ぶので医療用語の読み書きが必要になります。国家資格取得に向けて覚えることや暗記しなければならないことは、だ単に漢字検定を取得したという肩書のアピールだけにとどまりません。常に自分を向上させスキルアップをさせていく人物かどうかという点が大きなアピールポイントになると思うのです。看護学校での面接で資格取得について質問されたら看護学校での勉強にいかしていけると思ったと答えれば良い回答になると思います。

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