本番で緊張をほぐすデュアリング・パフォーマンス・ルーティン

試験や面接の本番前に不安や緊張で余分な力を入れない受験必勝法をご存知ですか。スポーツ選手が行う「ルーティーン」には、大きく分けて2種類があります。

  1. プレパフォーマンスルーティン
  2. デュアリング・パフォーマンス・ルーティン

五郎丸歩選手ががキックの前に行う五郎丸ポーズは、プレパフォーマンスルーティンです。面接本番や試験の途中、合間合間に入れるルーティンをデュアリング・パフォーマンス・ルーティンといいます。目をとじる、深呼吸する、座り直すなどがデュアリング・パフォーマンス・ルーティンになります。

緊張をほぐすデュアリング・パフォーマンス・ルーティン

試験
普段から一連の動作(ルーティン)を作っておく。

本番で緊張しない途中のルーティンをデュアリング・パフォーマンス・ルーティンと呼びますが、入学試験の当日、実力を発揮するための動作です。

ほど良い緊張感とリラックスできる術を身につけておくことが大切です。ルーティンという言葉が知られるようになったのは、五郎丸ポーズから。

イチローや女子バレーの木村沙織・スケートの浅田真央、羽生結弦・相撲の琴奨菊、高見盛陸上のウサインボルトなどスポーツやアスリートが精神統一をはかるための一連の動作です。

試験や面接のときも自分なりのルーティンを構築するとリラックスして本番にのぞめます。看護学校の面謁は、個人面接より集団面接が増えています。医療の現場では、チームで支え合わなければいけないからです。

アスリートのような派手なパフォーマンスは不要

緊張をほぐすルーティンは、アスリートのような派手なパフォーマンスでなくても大丈夫です。緊張がほぐれるからといって試験前に五郎丸ポーズをやったら試験監ににらまれてしまうし受験生にも白い目で見られます。

当日実践しやすいのは、目をとじる、深呼吸をするなどのデュアリング・パフォーマンス・ルーティンです。試験問題で一問解いたら深呼吸するなどを繰り返します。

普段から実践、デュアリング・パフォーマンス・ルーティン

普段から問題を解いたら深呼吸をすることを実践しておくことも大事です。上がり症ですぐに顔が真っ赤になってしまい緊張しやすい性格ですが、この方法を身につけると試験や面接当日緊張しなくなりました。

緊張するのは、「人に見られている意識」が強いからです。上手くいかなかったらどうしよう?失敗したらどうしよう?怒られる?落ちたら親が泣く?と悪い方に考えがちです。

深呼吸や視線だけでリラックスできる

深呼吸は、不思議なくらいリラックスできるようになるので試す価値ありです。緊張していると脳もヤバイ焦る時間がない!と普段解ける問題すら頭が真っ白になります。

シーンと静かな教室で鉛筆の音だけが響き渡ります。深呼吸することも憚られる場合は、一問解いたら「鉛筆を握る」といった動作も試験会場向きの動作です。一問解いたら天井を3秒見る(視線を上に向ける動作)は、目から入る情報をシャットアウトするため集中しやすくなります。

普段から動作を身につけておくことで本番当日も緊張しずにリラックスしてのぞめるようになります。

面接本番前に実践するルーティン

面接本番前に実践したいルーティンは、面接会場に入る前に笑顔を作ることです。鏡の前でニッコリでも良いですし誰かが見ていて気持ち悪がられそうならお手洗いの個室で試して下さい。

笑顔でいると脳が緊張していないと反応するようでリラックスしてのぞめるんですよ。自己暗示に近いかもしれませんがお試しあれ♪

 

ルーティンとデュアリング・パフォーマンス・ルーティン

面接のときは、面接の前に笑顔のルーティンを試しておき質問や回答のやりとりの中で笑顔が自然に出るようになればかなりリラックスした状態で本番にのぞめます。看護学校の面接なんて圧迫面接のような意地悪な質問をされるときもあるのでいろいろなパターンを周りの大人(保護者や先生)と練習しておくのが1番です。本番前、笑顔を作ることで脳が「私ってリラックスしてるよね」と勘違いしてくれるそうです。デュアリング・パフォーマンス・ルーティンというのは、~の間のという意味があります。この場合、試験問題を解く間の動作をさします。

不安な言葉を口にすると緊張MAX

それから緊張してるときに「緊張してきた」と口にするとますます緊張感が増してきます。心理学ても肯定的暗示ということばがあるように否定的思考(不合格だったらどうしよう)(試験に落ちたらどうしよう)といった感情を打ち砕くことができます。

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