看護学校合格に向けて高校生がやっておくべき10のこと

 

看護学校合格にむけて高校生がやっておくべき10のことをまとめ

手帳

1.学年に応じて着眼点・ゴール目標を決める

1年生、看護専門学校か大学・短大の看護学部か?公立の大学・私立の大学・公立の専門学校・私立の専門学校など選択肢を広げておきます。目標や目的を明確にします。1年生の成績は、評定平均にかかわってくるので提出物・テストの成績を上げる勉強方法を考えます。テストで点数がとれない人は、勉強の仕方が悪いだけなので頭の良い子のやり方を真似してみてください。進路ガイダンスに参加し資料を取り寄せます。1年生からオープンキャンパスに参加しても良いと思います。百聞は一見にしかずです。1年生の進路設計が進路実現できるかどうかの鍵を握ります。1年生のうちに着眼点・ゴールを決めることで継続的にコツコツ取り組むことにつながります。

2年生、オープンキャンパスの参加します。部活動などで忙しいかもしれませんが合間を見つけてネットで調べて可能なかぎり参加しましょう。保護者の方にもお願いしておきましょう。3年生は3年生で忙しいので2年生のうちに看護体験・ボランティアなどを経験しておきます。2年生は中だるみしやすい学年ですが成績を上げやすい学年です。とくにゴールデンウィークや春休み・夏休み冬休みは飛躍出来るチャンスです。私は3年生になる前の春休みから始動したのですがちょっと遅かったかも。

3年生、看護模試を受けたり、過去問題を取り寄せます。オープンキャンパスに参加し具体的に志望校をしぼります。何校か見学しておくと良いのは、第一志望の学校に入学出来るとは限らないので実際に目で見ておくと良いから。面接や志望動機も具体的な内容となります。オープンキャンパスに参加したしなかったは、合否に関係ありませんのでご安心を!

2.自分を客観的に分析する

具体的に成績を確認します。指定校推薦なら3.5以上(5段階評価)10段階評価で7~8平均?1年生2年生の成績が足りなくても3年間の平均となります。1年生で成績が足りないなら死ぬほど勉強して成績を上げ2年生で成績が足りないなら吐くほど勉強すべきです。私は、1年生のときも2年生のときもユルユルしていたので3年生のとき死ぬほど頑張らないといけませんでした。高校3年生のとき、「人生で1番勉強しているな」と思っていましたが看護学校に入学してからとは比較にならないくらいの勉強量でした。補習があれば積極的に参加し「勉強する環境」に身をおきましょう。

3.職業の適正を分析する

看護学校に入学したら看護師国家試験をうけて合格し看護師という職業にすすみます。生活の中で自分が、看護師という職業にむいているのか?適正を見つめなおすことで将来どのような看護師になりたいのか明確になっていきます。自分の苦手なことや欠点をふまえて職業に合った進路選択をしているか確認しておきましょう。昨年度も給料が高いという理由だけでまったくコミュニケーションがとれない成績トップの生徒が退学したそうです。病院の中には、看護師だけでなく医師、薬剤師、助産師、保健師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、社会福祉士、管理栄養士、あんまマッサージ師、歯科衛生士などの職業の人がいます。そういった方向性への興味、あるいは看護師の資格を持った上で介護などの道にすすむということもあるので間口を広げて選択肢を広げてみることも大切です。

4.自分の成績で志望校は射程圏内か分析する

自分の成績がいまいちで志望校が射程圏内でなくても構いませんがあくまで第1目標は、行きたいところを。現実的には、指定校の枠(人数)も成績順なので自分の思い通りの選択肢にならないこともあります。第2志望、第3志望と候補を上げておきます。倍率が高いので不合格になることを想定しておくべきです。(私が受験した年は、看護学校の第一志望に合格できる気まんまんで第2志望や准看など不合格になったときのことを何も考えていなかった子は、あとで慌てて受験校を決めて試験にのぞみましたが全て落ちていました)誰でも第1志望の学校に合格したい気持ちは同じです。冷静に落ちたらどうする?は常に想定しておかないと実際に不合格になったときモチベーションを上げることができません。

4. 不得意科目の克服

国語・数学・英語の試験は行われるので苦手な教科があれば学校の教科書ではなく相性のよいドリルや参考書を購入し取り組みます。

5.高校3年生の夏休みが1番大事

ふりかけってみると夏を制するものは受験を制するというように高校3年生の夏休みが1番大切です。あなたが目的とする志望校に合格するためには、志望校行きの地図が必要です。どのように志望校にたどりつきたいのか?明確にしましょう。指定校推薦・推薦・一般・二次募集・三次募集。1ついえることは、どのタイミングで努力市頑張るのか?です。とにかく受験に関しては早ければ早くとりかかるべきです。早過ぎるということはありません!質も量も時間も大事。

6.学力を上げる

看護学校に入学してから、高校の時と全く違った内容を学習し1からのスタートどころか0からのスタートとなります。入学してすぐ試験試験と続きます。普通の専門学校と違ってただ看護学校を卒業すれば良いのではありません。卒業時には国家試験合格という最大の目標を達成しなければ意味がないからです。高校のときに勉強に取り組む姿勢、テストで点数を上げる姿勢は、看護学校でも生きてきます。看護学校に入ってから「勉強方法を極める」のは遅いです。そして常に向学心を持っていくことが大事です。看護師の道を志す人は、増える一方です。最近は看護専門学校の倍率が高くて入学するのが難しいため金銭的に余裕がある人は、大学の看護学部に進んでいます。看護学部を新設する大学が増えています。専門学校より大学の看護学部を卒業した人のほうが給料も高めです

7.新聞やニュースに興味を持つ

小論文や面接でテーマとなることも多いので新聞を読み自分の考えを簡単に言えるようにしておきます。興味を持つと良い分野は、医療事故・医療の問題(医師看護師不足)・安楽死・尊厳死・延命治療・生殖医療・遺伝子診断・DNA検査・臓器移植など先端医療に関する内容、福祉や介護に関すること、高齢社会・少子化に関する内容・ターミナルケア・インフォームドコンセント・QOL(クオリテイオブライフの略)・ゆとり教育・学力低下

8.コミュニケーションやリーダーシップの能力

看護学生には、コミュニケーション能力は、必要不可欠です。ただし性格によって人見知りや恥ずかしがり屋さんもいると思います。物静かなおとなしい看護師もいれば明るく賑やかな看護師もいます。いろいろなタイプの性格の看護師がいます。患者さんも医師も同じように年齢性別性格が異なります。コミュニケーションやリーダーシップを取るのが苦手なタイプの人がいると思いますが人の気持ちに寄り添えることと多方面から物事を捉えられる柔軟性が大事になります。

9.学費のこと

学費のことは、あなた自身というより保護者の方に必要な情報です。私が卒業した高校では、保護者にむけた進路説明会の中で学費は、親は、自ら情報収集しておきましょう!と話があったと聞きました中学校の時と違って全員の進路がバラバラです。個々で情報を集めなければいけません。志望校をいくつか決め資料を取り寄せておきます。入学金・学費・授業料・寮の有無など親と情報を共有し親任せにしないこと。合格できないこともあり不合格になると受験料が余分にかかります。受験料が安い専門学校しか受けさせてあげられない!授業料や学費が安い学校しか受けさせられないと言っていた親さんもいました。受験料も学費も安いところは倍率もレベルも高いことが多く(すべり止めではなく第一志望として受験するため)落ちてからお金の心配していては間に合いません。受験料だけでなく引っ越し・新生活を始めるための準備金なども2月から3月に必要になります。保護者には「申し訳なさそうな顔」をしてお願いしておきましょう。しかもギリギリだとお金の工面が難しい家庭もあるので夏や冬のボーナスなどの前に頼んでおきましょう

10.漢字検定や英語検定に挑戦する

看護学校に入学すると筋肉・皮膚・組織など、読めない漢字も出てきます。勉強そのものは入学してから1から覚えれば良いのですが漢字検定はとっておいた方が良いです。英語検定も、私は持っていませんが漢字(国語)も英語も試験科目なので検定に挑戦するために勉強したことが入試に向けてで教科の力もついてきます。志望理由書に特技や資格のらんがあれば記入することもできます。

人生の地図は自分で描くもの、手帳やスケジュール帳を活用する
スケジュール帳

勉強のことばかり書きましたがとにかく高校のときは、勉強しないと志望校合格の夢は儚いものになります。スケジューリングが大切です。4月始まりの手帳を準備してメモする癖をつけておきます。長期的な目標と計画、短期的な目標と計画がメモできるものを選びます。ToDo(やること)リストは、付箋を使いましょう。間違えたり誤字脱字は、シールでごまかします。消せないボールペンもおすすめ。

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手帳は、持ち歩けるもの・常に確認すること・毎日書くこと・一元化することが大切です。

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