グループディスカッションの極意、看護学校の受験対策

面接について

看護学校では、個人面接よりグループ面接が増えています。面接に加えグループワークやグループディスカッションを行う学校もあります。グループワークは、実際に看護学校に入学してからも授業に取り入れられています。3人から5人で1つのグループを作り1つのテーマを実践していくのがグループワーク。グループディスカッションは、グループで行う討論のことです。討論といっても正解不正解はありません。主にコミニケーション能力や積極性、協調性を見られます。

私

看護師は、看護師や医師や薬剤師、患者さん、患者さんのご家族とあらゆる人とコミュニケーションをとらなけければいけません。自分の意見を押し付けたり周りの意見を聞かないのは、NG。自分の意見を持つ事が大事です。

グループディスカッションで見抜かれる看護師の資質

数人のグループに課題を与え議論させることで個人の協調性(コミニケーション能力)、積極性(リーダーシップ)など看護師としての資質があるか見極められます。看護師は、医師・薬剤師・栄養士と連携しながらチーム医療をしていかなければいけません。受験当日は、初対面の人と討論しなければならず、同じ学校の受験生同士は分けられることが多いです。

採用担当者
採用担当者

人の話を聞かないで自分の意見ばかり主張してるわ!(看護師の資質にふさわしくわいわね)。

悩む女子高生

グループディスカッション体験談

グループディスカッションが始まる前に簡単な自己紹介をする時間がもうけられます。私が受験した看護学校では、「なぜ看護師という職業を選んだのか」と言う切り口で自己PRをしました。以下のような内容の自己紹介となりました。

私

高齢者や障害者がいる家庭で育ち看護師という職業を身近に感じ看護師になりたいと思いました。看護体験を通じて、今まで気づかなかった患者さん一人ひとりと向き合いふれあう姿を見て自分もこの職業に就きたいと思うようになりました

B子
B子

私には、小さい弟や妹がいます。小さい子のお世話が楽しくて大好きです。面倒見が良い方だと思うので看護師を選びました。

C子
C子

医療ドラマを見た影響が大きかったです。大変そうだなと思いましたが陸上競技を12年間つづけて体力には自信がある私には体力勝負の看護師という職業が合っているのではないかと考えました。

D子
D子

祖父の死をきっかけに看護の道にすすみたいと思いました。専門職ですし

看護師という職業を選んだ理由を自己紹介で話しました。面接や志望動機でも聞かれることが多いので、書き出してまとめておくとスムーズです。

グループディスカッションで早くもボロが出る

グループディスカッションは、性格を取り繕ってもすぐにボロが出て人間性がバレます。私が受験した看護学校では前年までグループディスカッションの「デ」の字もなかったので受験日当日、面接が終わってホッとする間もなく続いて「グループディスカッションを行います」と言われた時は、正直面くらい緊張しました。看護師だけでなくどのような職場でも仲間と連携しなければなりません。求められるのは、「正解」「不正解」を白黒ハッキリさせることではありません。

グループディスカッションで落ちやすい人

グループディスカッションで落ちやすい人がいます。饒舌に司会を務める人もいれば緊張でガチガチに噛みまくる人もいます。「相手の話を聞く耳を持つこと」「多様な意見の中から、よりよい方法を見つけること。」が大事です。これが新しい商品開発部なら斬新なアイデアを積極的に話す人が求められます。「医師や看護チームの方針や意見」「患者の意見」「家族の意見」その中からベストな治療法を押し付けることなく納得してもらいながら提案していかなれければなりません。

グループディスカッションで大切な進行役

面倒見が良いと言っていたB子さんが口火を切りました。B子さんは、「討論には司会進行役が必要です。誰かやりませんか?」と言い始めました。私を含め消極的なグループのせいか誰からも手が上がりませんでした。性格的にも無理だと思ったしリーダーシップを摂らなくても仕切ってもらうことが多かった私ですがオズオズと手を上げました。面接官に積極的と思われたかったわけではありません。でも他の二人は絶対に手を上げなさそうな雰囲気だったので空気をよみました。笑。不慣れな進行で討論が始まりました。課題のテーマは、「大切なこと」でした。

看護師にとって大切なこと

「大切なこと」がテーマだったので、「看護師にとって大切なことは何か?」をテーマにグループ討論をはじめました。B子さんは、「人によって話し方を変えると良いと思います!」と発言しました。C子さんは、B子さんの意見をいちいち反撃するタイプだったようで「人によって態度を変えるのってどうなの、二重人格みたい」とつっかかりました。

D子さんは、B子さんに同調しながら、立場が違う人によって態度を変えたほうが良いと意見を言いました。でもC子さんにも同調し「二重人格な看護師がいると職場の雰囲気が悪くなる」とどっちつかずのどちらもディスっているような発言をし全員から「誰の味方?」的な微妙な視線をむけられていました。本人は、気づいていませんでしたが面接官はチラチラ様子を見ながら何やら査定をしているようでした。私は、まとまりの無いグループで自分も落ちたら嫌だなと思いながらテーマについての討論の司会を行いズレていくテーマを元に戻そうと必死でした。面接よりもグループディスカッションのほうが疲れました。

グループディスカッションで低評価な人

協調性がない人や、自分に意見が少ない人は、グループディスカッションの評価は低いです。自己主張が強すぎるのもNGです。人の話をしっかり聞けない人もNGです。

面接官は、何を見ている?

面接官は、誰のどんな性格を見抜こうとしているのかというと、人の話や意見をしっかり聞けるかど?自分の意見を言えるか?という点です。D子さんは、自分の意見がないので他人が言ったことをオウム返しのように繰り返している印象を持ったかもしれません。

司会進行役が必要と言い始めたB子さんは、積極的な熱意は良い評価につながります。しかし司会進行を自分でやるのではなく押し付けてしまうような印象があります。自分では面倒見が良い性格だとアピールしましたが面接官にはどううつったでしょうか。

看護学校に入ってからのグループワーク

看護学校に入学してからグループワークで人任せのような性格と見抜く試験官もいるのです。積極的な討論は、白熱して盛り上がり評価があがりやすいのですが、テーマから大きくずれてしまったりうるさいほどしゃべりすぎる人は逆に嫌われやすいようです。Aさんは、身振り手振りをまじえ話しは、上手ですが少々オーバーアクションでした。自分の存在を認めて欲しいかまってちゃんは、ジェスチャーが派手なようです。海外の人には好かれるかもしれませんが、日本人受けは悪いかもしれません。

Bさんは、慣れない司会進行をしながら「大勢での話し合いの場では、たくさんの意見がより良い意見が集まるデメリットと少数意見が反映されないデメリットがあるのではないかと?結論付けディスカッションを終えていました。

グループディスカッションでは、誰かの意見に対して頭ごなしに否定したりバカにしないかぎりマイナス(減点)にはならないと思います。話は、煮詰まったり脱線したり横道にそれてしまうことがあるので軸がぶれないことなどが大切だと思います。高校卒業見込みの受験生が多かったようですが、全員敬語でディスカッションをしたようです。面接対策をしてもディスカッションの練習をしていない生徒が多いので難しいようですが、BさんとCさんは、同じ小学校、中学校を卒業しておりグループディスカッションの経験があったようです。

グループディスカッションの極意

グループディスカッションの極意というのは、相手の話をよく聞くことです。相手の話に対して話している相手の目を見ることが大切です。このとき注意したいのは、目線や視線だけを相手の顔に向けないことです。体ごと話している相手にむけるようにします。

少人数であれば、相手の名前を覚え○○さん△△さんというような進行をしましょう。司会進行の話を切り出した場合、本来であれば言い出した人が名乗りを上げるのが一般的です。司会進行が苦手な人が進行をすすめることになった場合、このテーマについて自分の知識が足りない部分を補って(補足)などをお願いするような進め方をすると周りが発言しやすくなります。

盛り上がらない討論で不合格なんて嫌

討論は、盛り上がると全員合格、司会進行が下手だと全員不合格なんてこともなきにしもあらずです!とはいうものの評定や試験結果を裏返すほどの破壊力は持っていないのでディスカッションや面接の練習も大切ですがまずは学力重視です。

女子は、結論ありきで説明が苦手でなものですが、まず結論を言った上で「□□を私は大切にしたいと思っています。理由は、2つあります。1つ目の理由は、△△だからです。2つめの理由は、○○の経験があるからです。以上のことから私は○○を大切にしたいと考えています。」「東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート」も参考になるとい思います。ただ看護医療系の小論文対策をしておくとグループディスカッションの場で生かせると思います。

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